抜け毛のメカニズム 2008/05/01_Thu_19:55

 髪が抜け、そして・・・
新しく髪が生える仕組みを知っていますか？

抜け毛、薄毛の悩みの解消には、
その原因を知る必要がありますよね。

頭皮の中には、
髪の根本が埋まっている場所があります。

毛の元の部分を「毛根」といい、
毛根は頭皮の毛包の中から生えてきているのです。

新しい髪の毛を作るための栄養分は、
毛細血管に乗って髪の「毛乳頭」という部分に送られます。

「毛乳頭」は毛根の根本にあるふくらんだ部分の中心で、
根本の丸い部分は「毛球」と呼ばれています。

毛乳頭に届けられた栄養分を使って
新しい髪の毛が作られるということらしいです。

そして、髪には「毛周期」というサイクルがあり、
「成長期・退行期・休止期」を繰り返している現象で、
これで寿命を終えた髪が抜け、新しい髪が生えるのです。

成長期は人にもよりますが、だいたい３～６年だそうです。
それを過ぎると退行期に入ります。

これは２～３週間とされ、その後休止期に入ります。
休止期の髪は、新しい髪に押し出されるような形で
自然に抜けていきます。

休止期はつまり、新しい髪を作っている時期なのです。

栄養が毛乳頭に行き届き、
髪を作る機能を順調に働かせているかぎり
髪の毛は健康なんだそうです。

一日に抜ける髪の毛は、男性で100本、
女性で150本程度なら、悩む心配はないそうです。

それは休止期を迎えた髪の毛ということになりますから
新しい髪の毛が準備されているとうことらしいです。

けれど、抜け毛の量があまりにも多すぎる場合は
サイクルに狂いが出ている可能性がありますので、
対策を立てなければならないということです。

この髪の毛のサイクルを乱さないようにすることが、
抜け毛を防ぐポイントとなりそうですね。

髪の生えるメカニズムを知り、自分の髪で何が起きているか
それを知ることで悩みの対策を立てることができますね。